Squareを使い始めると、意外と最初につまずきやすいのが消費税・税率の設定です。
「税込?税抜?」
「軽減税率はどう設定するの?」
「あとから変えられる?」
この記事では、Square公式の仕様をもとに、
消費税・税率設定の基本と、個人店でよくあるミスを、現実的な運用目線で整理します。
※原則として、年間売上が1,000万円を超えた場合、一定期間後から消費税の納税義務が生じます。
※また、インボイス制度により「適格請求書発行事業者」に登録すると、売上が1,000万円以下でも納税義務が生じます。
ご自身の事業がどの条件に当てはまるかは、事前によくご確認ください。
なお、あなたが消費税の納税義務の対象外であれば、
Square上で消費税の設定をする必要はありません。
結論:Squareの税率設定はシンプルだが「最初の考え方」が重要
結論から言うと、Squareの税率設定は難しくありません。
- 税率は自由に作れる
- 商品ごとに税率を設定できる
- あとから変更も可能
ただし、
- 税込・税抜の考え方
- 軽減税率の扱い
ここを曖昧にしたまま始めると、
あとで「数字が合わない」「修正が面倒」になりがちです。
Squareの税率設定の基本構造
Squareでは、
- 税率(消費税)を先に作る
- 商品に税率をひも付ける
という仕組みです。
つまり、
- 商品ごとに直接「10%」と打つのではない
という点がポイントです。
税率の作り方(基本)
SquareダッシュボードまたはPOSアプリから、
税率を設定できます。
設定できる内容
- 税率名(例:消費税10%)
- 税率(10%、8%など)
- 内税/外税(後述)
ここで作った税率を、
各商品に割り当てていくイメージです。
税込(内税)と税抜(外税)の違い
ここがいちばん大事です。
税込(内税)
- 表示価格=支払金額
- レジで金額が変わらない
- お客さんに分かりやすい
個人店・対面販売では、
税込(内税)表示が圧倒的に多いです。
税抜(外税)
- 表示価格+消費税
- レジで金額が増える
- BtoB取引で使われることが多い
どちらも選べますが、
途中で切り替えると混乱しやすいので、最初に決めておくのがおすすめです。
軽減税率(8%)の設定方法
飲食店や食品販売では、
軽減税率(8%)が絡むことがあります。
Squareでは、
- 10%の税率
- 8%の税率
を別々に作成して、
商品ごとに割り当てます。
よくあるパターン
- 店内飲食:10%
- テイクアウト:8%
この場合、
- 商品を分ける
- または注文時に税率を切り替える
といった運用になります。
レジ操作が複雑になりやすいので、
どこまでSquareで厳密にやるかは、業態次第です。
商品に税率を設定する方法
商品編集画面で、
- 適用する税率を選択
するだけです。
注意点として、
- 税率を設定しない商品は「非課税」扱いになる
ので、
設定漏れには注意してください。
あとから税率を変更しても大丈夫?
はい、変更できます。
ただし、
- 過去の取引には影響しない
- 変更後の取引から反映
という仕様です。
なので、
- 「最初は仮で設定」
という使い方もできますが、
できれば営業開始前に一度、全商品をチェックしておくと安心です。
税率設定でよくあるミス
- 税込と思っていたら、実は税抜設定だった
- 一部の商品だけ税率が未設定
- 軽減税率の切り替えを忘れる
特に多いのが、
「売上と帳簿の数字が合わない」というパターン。
原因の多くは、
税率設定の認識ズレです。
個人店でのおすすめ設定方針
個人店なら、
- 基本は税込(内税)
- 税率は10%(必要なら8%も)
- 商品登録時に必ず税率確認
このくらいシンプルで十分です。
「完璧にやろう」とすると、
レジが回らなくなることもあります。
まとめ:Squareの税率設定は「最初の整理」で9割決まる
- 税率は先に作って、商品にひも付ける
- 税込・税抜は最初に決める
- 軽減税率は商品ごとに対応
- 個人店はシンプル運用が正解
税率設定は、
一度きちんと考えておけば、あとは触らなくていい部分です。
Squareは柔軟に設定できる分、
「考え方」を揃えておくのが一番の近道です。
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- Squareの基本設定を全体から確認する
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