SquareをPOSとして使い始めると、次に気になってくるのがここです。
「顧客管理って、どこまでできるの?」
「CRMとして使えるレベル?」
この記事では、Square公式の機能をもとに、
Squareの顧客管理でできること・できないことを整理し、
個人店での“ちょうどいい使い方”を現実的にまとめます。
結論:Squareの顧客管理は「簡易CRM」としては十分
結論から言うと、Squareの顧客管理は、
- 来店履歴を残したい
- 誰がよく来てくれているか把握したい
- 常連さんを“なんとなく”ではなく把握したい
このくらいの目的なら、十分に使えます。
一方で、
- 高度なマーケティング自動化
- 細かいセグメント配信
までやろうとすると、Square単体では物足りません。
Squareの顧客管理で「できること」
1) 顧客情報の自動作成・保存
Squareでは、決済時に
- カード情報
- レシート送付先(メール/SMS)
などをもとに、顧客プロフィールが自動作成されます。
手入力しなくても、
「誰が」「いつ」「いくら使ったか」が自然に溜まっていくのは、
個人店にとってかなり楽です。
2) 来店回数・利用金額の確認
顧客ごとに、
- 来店回数
- 累計利用金額
- 最終来店日
が一覧で見られます。
「この人、よく来てくれてるな」
「最近来てないな」
といった感覚を、
数字で確認できるのが強みです。
3) メモ・タグの追加
顧客プロフィールには、
- メモ
- カスタム情報
を追加できます。
たとえば、
- 常連さん
- ○○が好き
- イベント常連
といった情報を残しておくと、
接客の質を上げるのに使えます。
4) メール配信(条件付き)
Squareでは、
顧客に対してメール配信を行うことができます。
ただし、
- 事前に配信同意が必要
- 配信機能は有料プランが絡む場合がある
など、使える範囲は限定的です。
「ちょっとしたお知らせ」くらいなら対応できますが、
本格的なメルマガ運用には向きません。
Squareの顧客管理で「できないこと・弱いところ」
1) 高度なセグメント配信
Squareでは、
- 購入履歴に基づく細かい自動分岐
- 複雑な条件での配信
といった本格的なCRM機能は弱めです。
マーケティング重視なら、
別ツール(LINE・メルマガツール等)との併用が前提になります。
2) 顧客情報の自由度は高くない
入力できる項目は限られており、
- 完全自由な項目設計
はできません。
業種特化の細かい顧客情報管理には、
やや不向きです。
3) 店舗外の行動までは追えない
Squareの顧客管理は、
「Squareでの取引が軸」です。
SNS・来店前の行動など、
店舗外の動きまでは追えません。
個人店での「現実的な使い方」
Squareの顧客管理は、
こんな使い方がちょうどいいです。
- 常連さんの把握
- 来店頻度の確認
- 接客メモの補助
「CRMで売上を伸ばす」より、
接客の質を落とさないための補助と考えると、期待値が合います。
顧客管理を使わなくても困らないケース
業種やスタイルによっては、
- 一見さん中心
- 回転重視
- 予約や会員制がない
こういう場合、
顧客管理を使わなくても営業は回ります。
Squareは、
使わない機能を無理に使わなくていい設計なので、
必要になったら使う、くらいで十分です。
まとめ:Squareの顧客管理は「把握用」と割り切るとちょうどいい
- 来店履歴・利用金額の把握は十分できる
- 簡易CRMとしては使える
- 高度なマーケ機能は弱い
- 個人店では“接客補助ツール”として使うのが現実的
Squareは、
決済を中心に、必要な情報が自然に溜まるのが強み。
顧客管理も、その延長として考えると、
ちょうどいい距離感で付き合えます。
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