この記事では、Square決済を、
小さなお店にとって、本当に現実的な選択肢なのかを整理します。
良いところもありますし、
正直「ここは微妙だな」と感じる点もあります。
そのあたりも含めて整理します。
決済について考えるのは正直めんどくさい
ある日のこと、
外を歩いていたときにキッチンカーの今川焼きを見つけました。
ちょうど小腹が空いていたので、
吸い寄せられるようにお店の前に行きました。
目の前につくと、
小さな張り紙が目に入り、
僕はがっくり肩を落としました。
『お支払い 現金のみ』
スマホしか持っていなかった僕は、
しょんぼりお店から去っていったのでした。
こういう経験、あなたにもありませんか?
今どきキャッシュレス決済は当たり前。
導入しておいたほうがいいのは間違いありません。
そこで、導入に向けてまずは調べる。
「キャッシュレス 店舗 デバイス」
そうすると、いろいろ出てくる。
- 手数料などの細かい話
- デバイスの種類
- 〇〇PAYに対応してるのかどうか
わかりやすい比較表などもありますが、
正直なところ、
「どれがいいのかよくわからん」
いくつかのサイトを見比べたあとでこう思う。
「結局うちの店にはどれがいいのか?」
私の結論
初めてのキャッシュレス導入なら、
僕はSquare(スクエア)決済をおすすめします。
他の候補としてはAirPAYとPAYPAY専用機もいいと思いますが、
いちばん失敗しづらいのがSquareです。
その理由をご説明しますので、
本当にあなたのお店に合っているかどうか、
確かめながら目を通してみてください。
Squareのコンセプトは「まず使える状態をつくること」
Squareの特徴を一言で言うと、
必要最低限から始めて、あとから足せる設計
です。
コンビニみたいな高機能レジを前提にするのではなく、
「まずは決済ができる状態をつくる」
ことを重視しています。
といっても、
個人経営のカフェ・テイクアウト・キッチンカーの規模なら、
あとから何かを足すこともないかもしれません。
必要な機能はふつうに入ってます。
Squareなら初期装備で事足ります。
ちょうどいい設計。
決済まわりで消耗したくない小さなお店にとって、
この考え方自体はかなり現実的です。
Squareの費用はどこでお金がかかる?
Squareについて気になるのが、
「結局いくらかかるのか」という点です。
ここは事実ベースで整理します。
無料で使えるもの
- 月額使用料:無料
- 振込手数料:無料
- POSレジ機能:無料
- 請求書機能:無料
これらはすべて、
アプリ上で一元管理できます。
つまり、
ソフトウェア利用料は一切かかりません。
お金がかかるのは「デバイス」を購入する場合のみ
費用が発生するのは、
専用の決済端末を購入する場合だけ。
- Squareリーダー:4,980円
- Squareターミナル:39,980円(レシート印刷可)
- Squareレジスター:84,980円(POS内蔵の据え置き型)
ただし重要なのは、
必ずしも専用端末を買う必要はない
という点です。
「専用端末を買わなくていい?どういうこと?」
実はSquareって、手持ちのスマホを決済端末として使えるんです。
気になる手数料
「基本無料なの?」
「じゃあそのぶん手数料が高かったりするんじゃないの?」
「使い続けたら結局高くつくんじゃない?」
いえ、僕もそれを疑いましたが、
そんなことはなかったです。
むしろ他よりちょっと安く済むケースが多い。
詳しくは別記事で解説しています。
スマホを決済端末として使える
Squareは、
- iPhone
- Android
タッチ決済対応のスマートフォンであれば、
それ自体を決済端末として使えます。
- 今使っているスマホ
- 使っていない古いスマホ
どちらでも問題ありません。
※ 通信環境(モバイル通信またはWi-Fi)は必要です。
つまり、
スマホがあれば、
デバイス代をかけずに全機能を使い始めることも可能
ということです。
キャッシュレス決済、POSレジ機能によるデータ管理、請求書発行。
必要な機能が全部無料です。
Squareが向いている人
ここまでを踏まえると、Squareが合いやすいのはこんな人です。
忙しくて、決済に頭を使いたくない人
- 設定や管理に時間をかけたくない
- まずは普通に会計できれば十分
初期費用や固定費を増やしたくない人
- 月額課金は避けたい
- 使い続けるか分からない段階
規模がまだ小さいお店
- 席数が少ない
- メニューがシンプル
- スタッフも最小限
こうした条件では、
Squareの「軽さ・万能さ・ちょうど良さ」がマッチします。
Squareが向かない人
一方で、合わないケースもあります。
複雑な在庫管理や分析が必要な人
- 商品点数が多い
- 詳細なデータ分析を前提にしている
レジ業務を細かく作り込みたい人
- 独自の会計フロー
- 高度なカスタマイズ
決済をマーケティングの中心に据えたい人
- 顧客管理を本格的に使いたい
- CRM連携を前提にしている
この場合は、
最初から高機能POSレジを検討したほうが、
結果的に楽になることも多いです。
小さなお店にとっての結論
Squareは、
すべてのお店にとっての完璧な正解ではありません。
ただし、
「失敗しにくい選択肢」
であることは確かです。
特に、初めてキャッシュレス決済を導入するにはピッタリです。
- 無料で全機能使い始められる
- 使ってみて合わなければやめやすい
- 固定費がかからない
- お店の成長に合わせて拡張できる
決済で消耗しない、
というだけでも、
小さなお店にとっては大きな価値があります。
Squareなら会員登録してアプリを入れればすぐテストできます。
触ってみてイマイチならアプリを消すだけです。
この手軽さがうれしいですね。
※他社の決済サービスは端末を取り寄せないといけないので、初めてだとちょっとハードル高めです。
Squareは、少なくとも、小規模なお店が最初に触る選択肢としては、
機能面で困るケースはかなり少ないと思います。
もし気になったら、
一度公式サイトを眺めてみるのもいいと思います。
Square(スクエア)公式サイト
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迷っているなら、次に確認したいポイント
ここまで読んで、
Square自体は「使えそう」「合いそう」と感じたものの、
- 初期費用はどれくらいかかるのか
- 手数料は高くないのか
- 入金は遅くならないのか
- どの端末を選べばいいのか
といった、もう一段具体的なところが
気になっている方も多いと思います。
まず、
「初期費用をできるだけかけずに、小さく試したい」
という方は、こちらの記事が参考になるかもしれません。
▶ 初期費用をかけたくない小さなカフェがSquareを選びやすい理由
そのうえで、
手数料・入金スピード・端末の選び方については、
それぞれ別の記事で、もう少し具体的に書いています。
▶ Square決済の手数料は高い?
▶ Squareの入金は遅い?
▶ Squareのデバイスはスマホ・リーダー・ターミナルどれにする?
自分のお店の状況に照らしながら、
納得できる形で選んでくださいね。
